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第4回(1960年度)科学哲学大会プログラム

時:1960年11月5~6日
所:早稲田大学
東京都新宿区戸塚町

主催
科学基礎論学会、アメリカ哲学研究会、科学論理学会
後援
日本哲学会
(入場者から大会会費として100円いただきます)


11月5日(土)

研究発表
第1部(科学哲学、科学論、価値論) 会場 第1会場
 午前の部(10:00~12:00)
 1.千田保治  科学と思想の限界性
 2.今谷逸之助 ホワイトヘッドにおける知覚と理性
 3.久世寛信  現代科学―特に物理学における理論の価値
 4.石田文記  デューイにおける哲学と科学の境界

 午後の部(13:00~15:30)

 5.杉田元宜  情報工学と分子生物学
 6.篠原 雄  新しい価値基準としての「生活確率」、そして
         新しい倫理値としての「その加速的増大率」
 7.佐久間鼎  ‘有る’(有)と‘ない’(無):存在論的問題の吟味
 8.巡 政民   社会科学における科学と哲学の統一
 9.大江精三  ランド氏の二色法実験と自然認識の多重構造

第2部(記号論理学、数学基礎論、言語分析) 会場 第2会場
 午前の部(10:00~12:00)
 1.黒崎 宏  ライヘンバッハの三値命題論理について
 2.高橋市郎  Sheffer の Stroke の公理化について
 3.斎藤晢郎  循環定義と分析性
 4.山下正男  中世論理学における Consequentia の理論

 午後の部(13:00~17:00)

 5.石田文記  哲学的人間を廃棄するリーマン幾何学
 6.河島元吉  Lie 群の表現について
 7.西岡民雄  類推論理の形式化
 8.五十嵐延雄 記号論理と抽象衝動
 9.和泉久良  無矛盾性証明のモデルについて
 10.小方重男 「多値論理のモデル」の概要
 11.杉原丈夫 様相論理学の新しい一体系
 12.山田欽一 全称記号を作用素として命題算へ導入することについて

第3部(科学史、技術史、科学思想史) 会場 第3会場
 (13:00~17:00)
 1.伊東俊太郎 科学史における事実と理論
 2.村田 全  20世紀数学史における数学の概念
 3.荒谷美智  科学史における実存の問題
 4.萩原明男  17世紀《科学革命》におけるプロテスタント・エトス
         の役割
 5.中山 茂  「修身斎家治国平天下」と科学
 6.石田文記  空間の問題
 7.八杉竜一  生物の歴史とは何か
 8.植田清次  近世科学史の一節―ヒューム哲学における一般者―

懇親会(18:00~21:00)大隈会館
 大江精三氏 国際科学哲学会議に臨んで(談話)


11月6日(日)

シンポジウム
第1部(9:00~12:00)会場 第1会場
 〔司会〕大森荘蔵
 サイバネチックスの哲学的意味
 問題提出者 沢田允茂、金子隆芳、時実利彦、高木純一

第2部(9:00~14:00) 会場 第2会場
 科学の対象としての価値の問題
 〔司会〕大江精三
 a.論理的・哲学的立場から(9:00~12:00)
 問題提出者 石本 新、大関将一、永井成男、吉田夏彦、岩崎武雄

〔司会〕碧海純一
 b.社会科学的立場から(13:00~14:00)
 問題提出者 市井三郎、相場 均、渡辺洋三、中村秀吉、吉岡修一郎

第3部(13:00~16:00) 会場 第1会場
 科学史・技術史の哲学的課題
 〔司会〕中山 茂
 問題提出者 三枝博音、菅井準一、鎮目恭夫、篠原 雄



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