石本基金 > 会員出版助成 開始にあたって


出版助成開始にあたって

 既に大会時やニューズレターでお知らせ致しました通り、故石本新会員のご遺族より、学会の発展・研究の進展のため、多額のご寄付を頂きました。そこで貴重なご遺志に応えるべく、基金運営委員会を設置し、学会賞選考作業部会、若手研究者研究助成作業部会を中心に、学会賞、若手研究者研究助成を、既に実施に移してまいりました。そこで懸案の中堅研究者の出版助成について基金運営委員会内に出版助成作業部会を設置し、石垣寿郎部会長を中心に成案に至るべく鋭意検討を重ねてまいりましたが、このほどようやく公募に踏み切る段階に至りました。つきましては、下記の要領で、出版助成の公募に入りたく存じます。とくに中堅研究者におかれましては、高度の専門的著作を公表されるべく、奮ってご応募下さるよう、お願い申し上げます。

(なお、これまでの学会員による論理・数学・言語の哲学、科学哲学に関する既発表論文の中から精選して、2冊のアンソロジーを編集・刊行することも決定し、既にその1冊目は石本氏の研究領域と関連する『分析哲学の誕生―論理思想の革命(フレーゲ・ラッセル)』として、近々に公刊の予定になっております。)

石本基金運営委員長 野本和幸


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