学会誌作成の電算化に向けて
今年度、学会誌編集委員会委員長が交代し、私がその役目を仰せつかることになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
ここ数年、学会誌印刷費が急激に上昇し、本年度から会費の値上げを余儀なくされました。本学会の学会誌のような、1000部以下の少部数印刷物の場合、印刷費に占める組版代の割合が非常に高く、その部分での電算写植オペレーターの人件費の上昇が、印刷費全体に大きく影響しているようです。たしかに、フロッピー・ディスクでの入稿によってオペレーターの手間を省けば、費用は削減されるはずなのですが、なぜかそうはゆかないというのが現状のようです。そのことは、他の雑誌に関しても、私は経験しています。そして、この上昇傾向は今後、少部数印刷物のいわゆるDTP(デスクトップ・パブリッシング)化を促進し、それがまた、出版・印刷業界の「少部数印刷物離れ」を促す、という循環現象を生じさせるのではないか、と私は予測しています。その一つの根拠は、欧米では既に、単行本を出版する場合でも、著者自身がcamera readyの原稿(つまり、そのまま写真を撮ってオフセット印刷ができる原稿。日本では「版下」と呼ばれる)を用意することを求められる場合が多い、ということです。「DTP化」は、今後の趨勢であろうと思います。そこで、財政的破綻に到らずに、学会誌を長期的に安定して発行してゆくためには、この「DTP化」の波に乗る必要があると、理事会および編集委員会は判断いたしました。
たしかに、本学会のような比較的小規模の、しかもコンピュータに関しては「素人の集まり」が、果たして自前のDTPで立派な雑誌を作ることができるのか、という点に関しては、不安がないわけではありません。しかし、事務局の古田智久氏の献身的な努力と、印刷会社のご協力を得て、とにかくもDTPによる学会誌作成を試行してみることに関しては、一応のめどがつきました。具体的には、1月にお送りした「『科学哲学』論文応募要領の変更について」にしたがって投稿者から提出していただいたフロッピー・ディスク原稿を、Macintosh上のDTPソフトPagemaker 5.0Jによって処理し、レーザープリンタで版下を出力する(そして校正する)ところまでをわれわれで行ない、製版、印刷、製本は、印刷会社に依頼する、ということです。(ちなみに、このニューズレターもその方式で作られています。)
これによって製作費用が大幅に削減されることは、間違いありません。そしてさらに、その削減分を学会誌の充実にあてることができるであろう、という試算に基づき、応募論文のこれまでの枚数制限30枚を、35枚に変更いたしました。科学哲学やその関連分野における最近の議論は、一昔前に較べてかなり複雑なものとなり、ここ何年か、投稿者は枚数制限を守るためにかなりの無理をしている場合が多かったのではないかと思われます。この制限の緩和によって、その事態は多少なりとも改善されるものと期待いたします。そして、もしこの方式がうまくゆけば、将来的には、学会誌を年2回に分けて発行することも考えられるかもしれません。そうなれば、現在のところやや形式的な感のある応募論文の「常時受け付け」も、ある程度実質的な意味をもつようになり、また、残念ながら不採用となった論文の「再投稿」も迅速に処理されて、学会誌の活性化につながるのではないかと考えています。
しかし、「一応のめど」がついたとはいえ、この方式を軌道に乗せ、継続的に運用してゆくことは、それほど容易なことではありません。ルーティン的な作業は学生アルバイトの方にお願いできるとしても(それでも経費はずっと安くすみます)、技術的なアドバイスを必要とする問題が生じてくる可能性は、十分にあります。そこで、採用論文のフロッピー提出を重ねてお願いすると共に、コンピュータ(特にMacintoshとPagemaker)や編集・印刷についての知識や経験をおもちの会員の皆様に、技術的な面でのご支援を切にお願い申し上げる次第です。事務局あてに「ボランティア」の意思表示をしていただけると、大変幸いです。なにとぞよろしくお願い申し上げます。
1994年11月19日 総会
議題:1.会費値上げについて
〔雑誌刊行費の漸進的上昇のため、平成7年度より学会費を現行
4,000円から6,000円に引き上げることが決議された。〕
1994年11月20日 理事会
議題:1.『科学哲学』28号編集委員長の決定
2.平成7年度大会開催校について
3.平成7年度大会実行委員長の決定
1994年12月17日 理事会
議題:1.平成7年度運営方針並びに事業計画について
2.平成7年度大会開催校の決定と実行委員長の嘱任
3.ニューズレターについて
1994年12月17日 編集委員会
議題:1.『科学哲学』28号の編集方針について
2.ニューズレターNo.2について
1995年3月18日 大会実行委員会
議題:1.第28回大会実行委員の構成について
2.大会会場の説明
3.プログラムについて
・特別講演の人選
・シンポジウムのテーマ及び提題者の決定
・ワークショップのテーマ及びオーガナイザの決定
会 長 |
坂本百大 |
理 事 | |||
飯田 隆 | 石黒ひで | 内井惣七 | 奥 雅博 |
神野慧一郎 | 黒崎 宏 | 小林道夫 | 坂本百大 |
沢田允茂 | 瀬在良男 | 竹尾治一郎 | 丹治信春 |
西脇与作 | 野家啓一 | 野本和幸 | 服部裕幸 |
藤村龍雄 | 藤本隆志 |
監 事 | |
高松鶴吉 | 渡辺 博 |
| |||
碧海純一 | 飯田 隆 | 石黒ひで | 石本 新 |
伊藤邦武 | 内井惣七 | 内田種臣 | 大出 晃 |
奥 雅博 | 神野慧一郎 | 川野 洋 | 黒崎 宏 |
小林道夫 | 坂本百大 | 沢田允茂 | 瀬在良男 |
高松鶴吉 | 竹尾治一郎 | 丹治信春 | 土屋 俊 |
永井成男 | 西山佑司 | 西脇与作 | 野家啓一 |
信原幸弘 | 野本和幸 | 野矢茂樹 | 服部裕幸 |
藤川吉美 | 藤田晋吾 | 藤村龍彦 | 藤本隆志 |
美濃 正 | 村上陽一郎 | 村田純一 | 山田友幸 |
横山輝雄 | 吉田夏彦 | 渡辺 博 | 藁谷敏晴 |
大会実行委員 | |||
| |||
飯田 隆 | 伊藤邦武 | 内井惣七 | 奥 雅博 |
加地大介 | 神野慧一郎 | 川野 洋 | 小林道夫 |
坂本百大 | 沢田允茂 | 柴田正良 | 瀬在良男 |
丹治信春 | 土屋 俊 | 都築正信 | 西脇与作 |
野家啓一 | 野本和幸 | 野矢茂樹 | 服部裕幸 |
藤村龍雄 | 藤本隆志 | 古田智久 | 武笠行雄 |
山田友幸 | 渡辺 博 | 藁谷敏晴 |
| |||
委員長:丹治信春 | |||
碧海純一 | 飯田 隆 | 飯田亘之 | 石垣寿郎 |
石黒ひで | 石本 新 | 伊藤邦武 | 上野義夫 |
内井惣七 | 内田種臣 | 大出 晃 | 岡田光弘 |
大庭 健 | 奥 雅博 | 神野慧一郎 | 川野 洋 |
黒崎 宏 | 小林道夫 | 坂本百大 | 瀬在良男 |
竹尾治一郎 | 田中 裕 | 土屋 俊 | 永井成男 |
永井 均 | 西脇与作 | 野家啓一 | 野本和幸 |
野矢茂樹 | 服部裕幸 | 藤田晋吾 | 藤村龍雄 |
藤本隆志 | 守屋唱進 | 山田友幸 | 横山輝雄 |
吉田夏彦 | 渡辺 博 | 藁谷敏晴 |
こちらをご参照ください。
【1993年度決算報告】 | |
収入:前年度繰越金 |
779,509 |
合 計 | 2,079,872 |
【1993年度決算報告】 | |
支出:学会誌第26号刊行費 |
1,000,000 |
合 計 | 2,079,872 |
【1994年度決算報告】 | |
収入:前年度繰越金 |
460,907 |
合 計 | 1,746,907 |
【1994年度決算報告】 | |
支出:学会誌第27号刊行費 |
1,200,000 200,000 230,000 200,000 20,000 30,000 20,000 -153,093 |
合 計 | 1,746,907 |
洪謙先生追悼記念:ウィーン学団と現代科学ならびに現代哲学に関する国際会議(International Conference on the Vienna Circle and Contemporary Science and Philosophy : In Memory of Tscha Hung)参加報告
会議と昨1994年10月21日から24日までの4日間、中国は北京市の新大都飯店(The Beijing Mandaring Hotel)で開催された。洪謙先生というのは1934年にウィーン大学のM・シュリックの下で学位を取り、武漢大学や北京大学を中心にウィーン学団風の科学哲学を導入して、多くの後進を育てた長老の北京大学教授兼外国哲学研究所長だった人であるが、1992年2月に82歳で他界されたのを悼んで、中国社会科学院の邱仁宗教授は中国の学術解放政策に則って1986年春に来日し、日本の知人も何人かできていたから、この会議には日本科学哲学会からも会員の大江晃、竹尾治一郎、神野慧一郎、石黒ひで、中戸川孝治、古田智久、小田桐忍、藤本隆志の8名、他学会から山脇直司、室井尚、吉岡洋の3氏、また欧米諸国からは Robert Cohen, Rudluf Haller, Brian McGuiness, Ted Honderich, Veikko Rantala, Fritz Wallner, Peter G較denfors など11か国20名ほど、それに中国本土、韓国、台湾、香港などから数十名の参加者を加えて、総勢80名余による会議になった。
会議は開会式と閉会式を除けば、毎日午前と午後各5名ずつの提題者による合計11のセッションが設けられ、ウィーン学団の再検討と評価を論題の中心にして、学団と洪謙、ウィトゲンシュタイン、シュリック、ライヘンバッハ、ノイラート、カルナップ、クワイン、構成的実在論などとの関係が論じられた。日本勢も大いに活躍して、登場順に記せば、竹尾氏が第2セッションの司会と第13セッションにおける報告“An Exploration of Early Epistemology of Carnap”を、中戸川氏が第2セッションで“Theory of Voting and Measurable Cardinal”なる報告を、第3セッションで山脇氏が“Reflexions on the Philosophy of Social Sciences in the 20th Century”、小田桐氏が“Ernst Mach and Hans Kelsen”、藤本が第5セッションの司会と第6セッションで“Periphery of the Vienna Circle”なる報告を、室井氏が第6セッションで“After Throwing Away the LadderS、古田氏が第13セッションで報告“Carnap and Quine on Logical Truth”をそれぞれ行って好評であった。これら会議中に発表された諸報告は、R・コーヘン教授の発案により、ボストン・スタディーズ・シリーズの一巻として後日刊行される予定になっている。会議外の活動としては参加者全員による頤和園での宮廷晩餐会、有志による長城および明朝十三稜へのツアーなど和気あいあいとした行事もあって、中国の国際化や日中学術協力が人間交流の面でさらに促進さるべきことを教えてくれたように思う。
(藤本隆志)
第2回国際生命倫理学会報告
昨1994年10月24日から26日まで3日間、アルゼンチンのブエノスアイレスにおいて、第2回国際生命倫理学会世界大会が開催された。第1回の世界大会は二年前、設立総会を兼ね、オランダのアムステルダムで開かれたものであるが、今回は初めての南米における生命倫理関係の国際会議とあって、人々の関心も高く、世界各地から約300名の出席があり、生命倫理のという話題の今日性を暗示するものであった。
会議は10月21日のpre-congress wokshopに始まり、24日、会長のP.シンガー氏の会長挨拶を皮切りに、様々なテーマによる全体会議、さらに、5会場に別れてワークショップ、研究発表が行われた。主なトピックスとしては、
Foundations of Bioethics, Clinical Bioethics, Social Bioethics, Transcultural Bioethics, Privatizations, Research Ethics, Mass Nedia and public discussion in Bioethics, Neonatology, Organ Donation and Transplantation, Euthanasia, Human Gene Therapy, Human Genome Project, Aids and Sexually Transmitted Diseases, Feminist Approach to Bioethics, Mental Health, Religious Approach to Bioethics などであり、また、Resource Allocationの問題も経済学者らによって集中的に議論された。また、A Soft Human Market, The Sale and Purchase of Human Body Partsとい、すさまじい話題がブラジルの学者によって提出されたのには驚かされた。あるいは、南米では臓器売買がひそかに行われているのだろうか。
以上のように、今回の会議では、生命倫理が現在関与すると思われるすべての話題が取り上げられ、生命倫理というものの内容がほぼ確立、定着したとり印象があった。
また今回の会議のひとつの特徴は、これまで、生命倫理は欧米、とくに、米国主導型であったのに対し、それ以外の地における生命倫理関連の動向に注目するという態度が明瞭に示されたということであった。筆者もこのプログラムに招待され、いくつかの講演と発表を行った。その一つは「International Bioethics Initiatives」という全体会議であり、私はThe New Initiative of the East Asian Bioethicsという題で、日本と中国における新しい生命倫理の動きを紹介しかたがた、東アジアの生命倫理は、脳死に関する議論などにみられるように、欧米の生命倫理とは根本的に異なるものである可能性があるということを指摘し、賛否両論を生んだ。実は、このセッションには、フランスのポンピドー氏(ポンピドー大統領の息子、医学者)が出席する筈であり、彼は逆に、生命倫理の普遍性を主張して、私と対決する筈であったが、都合で出席できず、残念であった。私は一昨年の暮れ、福井生命倫理国際セミナーにおいて、私的な会合であったがポンピドー氏と出会い、「基本的人権」の普遍性を巡って激論?を交した事がある。また、今回もイギリスのR.ギロン氏(『Philosophical Medical Ethics』の著者)が私の講演の後、一人的にやってきて、西欧的生命倫理の優位性と普遍性を述べたてたのが印象的であった。今後の課題であろう。ちなみに、今年11月3〜5日、北京において「東アジア生命倫理学会」の国際学術会議が、欧米生命倫理とは異質な「東アジア的生命倫理」の主張の場として開催される予定であり、私は今、中国社会科学院の邱仁宗と協力してこの会議を充実させるべく準備中である。多くの科学哲学会会員の出席を期待している。
また、他のセッションで遺伝子問題と環境倫理を交錯させる提題講演を行ったが、遺伝子組み替えの技術的な話が多く、十分な倫理的議論にならず残念であった。会期中に大懇親会(誰かの別荘らしきところで、牛一頭を丸焼きにするという豪勢なものであった)が開かれ、ここで生命倫理学界の名士たちP.Singerのほか、A.Kapron, J.Harris, D.Wikler, H.Kuhse, A.Campbell, B.Brody等と懇談することができた。これらの人達が比較的若く、活動的であるのが印象的であった。また、この学界の中心人物がほとんど広義の科学哲学者であることが当然の事ながら心強い。日本の生命倫理学界は圧倒的に医者が多いが、これは医者たちが生命倫理を誤解したものと思う。私自身は生命倫理は科学哲学の重要な一部であると確信している。日本の科学哲学者たちはもっとこの課題に関与すべきであると確信している。今回の国際学会はこの私の確信を裏付けるものであったように思われる。
(坂本百大)
日本科学哲学会第28回大会
【期 日】1995年11月18日〜19日
【場 所】埼玉大学
日本哲学会第54回大会
【期 日】 1995年5月27日〜28日
【場 所】 國學院大學
Einstein Meets Magritte: An Inter- disciplinary Reflection on Science, Nature, Human Action and Society.
【期 日】 29 May - 3 June, 1995.
【場 所】 Vrije Universiteit Brussel, Belgium.
その場でのregistrationも可能。
【問い合わせ先】
(参加に関して)Conference Office Orga-Med, Ria Maes,
Essenestraat 77, B-1740 Ternat, BELGIUM.
TEL: 32 2 582 08 52. FAX: 32 2 58255 15.
e-mail: einmag@vub.ac.be
(内容に関して)Diederik Aerts, TENA, Vrije
Universiteit Brussel, Pleinlaan 2, 1050 Brussels, BELGIUM.
TEL: 32 2 629 27 16.
FAX: 32 15 22 51 98 or 32 2 629 38 23.
e-mail: diraerts@vub.ac.be
Information on the conference is also available on the
World-Wide Web, at URL:
http://pespmcl.vub.ac.be/Conf/EinmagAn.html
Die Oterreichische LUDWIG WITTGENSTEIN Gesellschaft
18. Internationales Wittgenstein Symposium
13. bis 20. August 1995
Kirchberg am Wechsel / Niederosterreich
【問い合わせ先】
The Austrian LUDWIG WITTGENSTEIN Society
A-2880 Kirchberg am Wechsel, Markt 63, Austria
Tel./Fax.: +43(0)2641-2557
International Union of History and Philosophy of Science 10th International Congress of Logic, Methodology and Philosophy of Science
【期 日】1995年8月19日〜25日
【場 所】Palazzo dei Congressi, Piazza Adua 1,
Florence, Italy
【問い合わせ先】
LMPS, Centro Servizi Segreteria, via A. Lapini, 1
50136 Florence, Italy
・ +39-55-670182, Fax: +39-55-660236
The International Academic Conference
on “Market Economy and Value”
【期 日】1995年9月中旬(5日間)
【場 所】中国陜西省西安市 陜西師範大学
【問い合わせ先】
Prof. Wang Yuliang, Building 36-1-14
Shaanxi Teachers University, XiUan 710062,
P. R. China
・ (029)5261200 Fax.(029)5261212
※詳細は、藤本隆志(千葉大学)まで
The Second International Conference on
Sino Western Philosophy and Culture
【期 日】1995年10月10〜13日
【場 所】Hubei University, Wuhan, China
【問い合わせ先】
Dr. Jiang Chang, Institute of Philosophy
Hubei Univeristy, 430062 Wuhan, P. R. China
Tel./Fax.: (0086)27-6814263
※詳細は、藤本隆志(千葉大学)まで
大学院学生募集
北海道大学大学院理学研究科では、1994年度から、科学史、科学基礎論を専攻する大学院学生を受け入れています。1996年度入学者のための入学試験は、1995年9月に行われる予定です。科学史研究室では物理学史および日本科学史、科学基礎論研究室では物理学の哲学を中心に研究しています。研究室の研究テーマや入学試験の形態等の詳細については、下記にお問い合わせ下さい。
〒060 札幌市北区北10条西8丁目
北海道大学大学院理学研究科物理学専攻
科学史研究室(TEL/FAX: 011-706-6932)
科学基礎論研究室
(TEL/FAX: 011-706-5337)(北海道大学・石垣寿郎)
プロセス研究シンポジウム『環境倫理の課題』 行路社
岡 昌宏 『教育の理念と諸問題』 近代文藝社
内井惣七 『科学哲学入門』 世界思想社
Susan Haack, Evidence and Inquiry, Basil Blackwell