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第11回(1967年度)科学哲学大会プログラム

時:1967年10月28~29日
所:早稲田大学

主催
科学基礎論学会、アメリカ哲学研究会、科学論理学会
後援
日本哲学会


10月28日(土)

研究発表
第1部(数理・論理・言語)
 1.遠藤 弘  問いかけの論理の一定式化
 2.竹崎鼎輔  数学の本質
 3.井上一美  同義性と真理性についてのある反省
 4.三登義雄  否定表現の問題点―言語論理的考究
 5.卜部小十郎  選択公理と整列可能定理―両者の同等性に関する批判的考察―
 6.河嶋元吉  群多様体による球の変換
 7.高松鶴吉  対当方形の現代的考察

第2部(知識・科学・技術)
 1.植田清隆  発電技術の発達と問題点
 2.吉村 章  物体と知覚
 3.小田切瑞穂  非数学的科学
 4.沢田允夫  物理学における実体概念の問題
 5.岡 昌宏  哲学と科学
 6.前田達郎  F.ベーコンとホワイトヘッドの自然哲学
 7.長坂源一郎  経験科学におけるモデル

第3部(価値・行動・歴史)
 1.正村史朗  人間モナドの素性相位規制について(XIV)
 2.長尾竜一  イデオロギー分析の基礎理論
 3.安藤唯一  行動の中の哲学、言語の構成について
 4.岡田正次  意識について
 5.鳥居正夫  飼いイヌにおける前道徳について
 6.川野 洋  情報の二義性について
 7.J.Frisch  On the Influence of the Intellectual Climate on the
         Nature of Scientific Disconveries
  8.村田 全  古代数学史に関する Szabo 氏の業績

特別講演1
 高木純一(早稲田大学) “はかる”ことの意味について
 報告と討論
 〔司会〕磯野友彦(早稲田大学) 〔報告〕今田竹千代(亜細亜大学)


10月29日(日)

シンポジウム
第1部
 〔司会〕八杉竜一(生物学)
 生命観をめぐって
 問題提出者 蒲田 卓(生理学)、野田春彦(生化学)、日高敏隆(生物学)
       斎藤信彦(生物物理)

第2部
 〔司会〕吉村 融(哲学)
 現代文明と管理能力
 問題提出者 北川敏男(数学)、香山健一(社会工学)、武者小路公秀(政治学)
       石田英一郎(文化人類学)、林雄二郎(経済学)
 付記:第2部のシンポジウムに基づく報告の一部は『中央公論』1968年2月号(「シンポジウム現代文明と
    管理能力―未来論的視野から」に掲載されている.)

特別講演2
 鈴木光男(東京工業大学)社会工学の誕生



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