石本賞について
学会誌『科学哲学』掲載論文(公募論文、依頼論文を問わない)のうち、若手研究者の執筆になるもので、とりわけ内容的に優秀で、学界の今後の発展に重要な貢献を果たすことが期待され、本学会として、著者の研究活動に対する支援・奨励を行うことが有意義だと認められるものを、毎年度一篇選び、年次大会総会の場でこれを表彰するとともに、副賞(10万円)を贈呈します。
<選考対象>(2021年06月改訂)
- 掲載時期:
授与年度より前の3年度間に発行された『科学哲学』のいずれかの号に掲載されたもの。
- 著者のキャリア:
当該論文の寄稿時点(公募論文の場合はその掲載決定時点)で、著者(複数の場合、少なくともその中の一人)が以下の条件のうち少なくとも一方を満たすこと。
- 40歳未満であること
- 科学哲学関連分野での博士の学位取得後8年未満であること(但し、学位を取得見込みの者及び学位を取得後に産前・産後の休暇、育児休業の期間を除くと博士の学位取得後8年未満となる者を含む)
- 会員資格:
授与年度の前年度末までに、著者(複数の場合、上記2の条件を満たす著者)が本学会の会員となっていること
<選考方式>
- 理事会から石本賞選考作業部会長を選任し(任期1年)、各年度、『科学哲学』編集委員へのアンケート等を通じて候補作を絞った上で、部会長が作業部会委員を数名選び、厳正な審査・討議を行った上で、理事会の了承を経て受賞作を決定する。
※これまでの石本賞の選考結果については、こちらをご覧ください。