日本科学哲学会第第35回(2002年度)大会
期日:11月9日(土)・10日(日)
会場:新潟大学・五十嵐地区キャンパス(教養校舎)
新潟県新潟市五十嵐2の町8050
交通案内:JR新潟駅前より、新潟交通バス「新潟大学」行きで乗車45分、「新潟大学西門」下車。(新潟空港からJR新潟駅へは、新潟交通バスで乗車30分)。
プログラム
11月9日(土)
研究発表 注意:《C会場》のみ9:30からの開始となります。
《A会場》(10:00-12:00) 司会者:戸田山和久(名古屋大学)、飯田隆(慶應義塾大学)
1.金田明子(京都大学) 真理の改訂理論による真理の病理性の説明
2.遠山茂朗(一橋大学) 論理定項とは何か――論理的帰結に関する考察を元に
3.三好博之(京都産業大学) メレオロジーと幾何学的計算
4.竹内泉(東邦大学) 様相論理の文脈意味論
《B会場》(10:00-12:00) 司会者:石垣壽朗(北海道大学)・西脇与作(慶應義塾大学)
1.有安和人(関西大学) 思考実験と可能世界
2.槌田貴仁(北海道大学) デコヒーレンス理論とその解釈
3.佐藤俊治(北海道大学) 様相解釈における性質ダイナミクスとローレンツ不変性
4.佐藤俊治(北海道大学)・東克明(日本学術振興会特別研究員)
ファーマース・ディークス様相解釈の経験的十全性
《C会場》(9:30-12:00) 司会者:服部裕幸(南山大学)、渡辺博(中央大学)
1.信原幸弘(東京大学) 表象の最小条件
2.佐藤康之(東京都立大学) 人格同一性と、記憶説に対する循環の批判について
3.福田敦史(慶應義塾大学) 記憶の正当化について
4.水本正晴(日本学術振興会特別研究員)
スワンプマン、世にはばかる
5.前田高弘(日本学術振興会特別研究員)
現象的外在主義について
理事会・評議員会・大会実行委員会(12:00-13:15)
総会(13:15-13:45)
特別講演(13:45-14:45)
講演者:本田仁視(新潟大学)
講演題目:「無意識過程の諸相:認知神経科学からのアプローチ」
司会者:野本和幸(創価大学)
シンポジウム(15:00-17:30)
「意識・クオリア・身体」
提題者:茂木健一郎(ソニーコンピュータサイエンス研究所/東京工業大学)、浅田稔(大阪大学)、柴田正良(金沢大学)
司会者:山田友幸(北海道大学)
懇親会(17:45-19:45) 会費:4,000円 会場:新潟大学第一学生食堂
11月10日(日)
ワークショップ(10:00-12:15)
《A会場》
Ⅰ.「ラッセルのパラドックス100年・(1) ――その起源と診断」
オーガナイザ:金子洋之(専修大学)
提題者:野矢茂樹(東京大学)、中川大(北海道教育大学)、三平正明(専修大学)
《B会場》
Ⅱ.「哲学者にならない人のための哲学教育」
オーガナイザ:篠原成彦(信州大学)
提題者:斉藤了文(関西大学)、斎藤浩文(滋賀大学)、大辻正晴(熊本大学)
理事会・編集委員会・大会実行委員会(12:15-13:20)
研究発表(13:30-14:30)
《A会場》 司会者:清水義夫(千葉工業大学)
1.柳本武美(統計数理研究所) 科学的認識論の試験計画への含意
2.吉谷清澄(琉球大学) 計算現象の説明とは
《B会場》 司会者:鬼界彰夫(筑波大学)
1.小川芳範(University of British Columbia)
科学の哲学は可能であるか
2.奥 雅博(大阪大学) 後期ウィトゲンシュタインの数学論に関する文献学的検討
《C会場》 司会者:古田智久(日本大学)
1.井澤清一(岩手県立大学) 正当化主義者の成算――Ginetによる対Gettier答案の評価を巡って
2.岩沢宏和(東京都立大学) 議論ごとに異なる意味理論を想定した道具立てについて
ワークショップ(14:45-17:00)
《A会場》
Ⅲ.「ラッセルのパラドックス100年・(2) ――circularityの論理の現在」
オーガナイザ:戸田山和久(名古屋大学)
提題者:岡田光弘(慶応義塾大学)、向井国昭(慶應義塾大学)、岡本賢吾(東京都立大学)
《B会場》
IV.「空間表象の形式理論と存在論」
オーガナイザ:加地大介(埼玉大学)
提題者:中山康雄(大阪大学)、中戸川孝治(北海道大学)、染谷昌義(東京大学)、斉藤暢人(早稲田大学)