日本科学哲学会
第36回(2003年度)大会
期日:11月15日(土)・16日(日)
会場:千葉工業大学 津田沼キャンパス
千葉県習志野市津田沼2-17-1
交通案内:JR総武線 津田沼駅南口下車 徒歩1分
プログラム
11月15日(土)
研究発表 ※C会場のみ10:15からの開始となります。
<A会場> (9:45-12:15)
司会者:服部裕幸(南山大学)・美濃正(大阪市立大学)
1.クオリアがもつべき内容について 杉左近淳(都立大学)
2.再認概念とは何か 塩野直之(東京大学)
3.物理主義とはいかなる立場か 鈴木貴之(東京大学)
4.不合理な信念はいかにして説明されるか 太田雅子(お茶の水女子大学)
5.ヒュームはなぜ間接情念の議論から情念論を始めたのか? 井上治子(札幌大学)
<B会場> (9:45-12:15) 司会者:飯田隆(慶應義塾大学)・斉藤浩文(滋賀大学)
1.G.ライルの日常言語分析 伊藤孝(東洋大学)
2.Donnellanのふたつの指示概念 荒磯敏文(都立大学)
3.協調ゲームの概念を用いたゲーム理論的意味論による隠喩の意味論の構築 大倉千秋(千葉大学)
4.時間様相の非反射性について 佐野勝彦(京都大学)
5.線形論理は論理学の哲学に何をもたらすのか 遠山茂朗(一橋大学)
<C会場> (10:15-12:15) 司会者:渡辺博(中央大学)・伊藤和行(京都大学)
1.持続・記述・時間 三好博之(京都産業大学)
2.科学的実在論と物理主義の発展 森田邦久(大阪大学)
3.同時付値可能な物理量の集合 渡部鉄兵(北海道大学)
4.量子力学の様相解釈と実在 石垣壽郎(北海道大学)
理事会・評議員会・大会実行委員会 (12:15-13:30)
総会(13:30-14:00)
特別講演(14:00-15:00)
講演者:小野修一郎(千葉工業大学・社会システム科学部長)
講演題目:「粋の文化」に対する一科学技術者の考察――持続可能社会の視点から
司会者:野本和幸(創価大学)
シンポジウム(15:15-17:45)
「時間のメタフィジクス――マクタガートのパラドックスをめぐって」
提題者:入不二基義(山口大学)、植村恒一郎(群馬県立女子大学)、中山康雄(大阪大学)
司会者:野矢茂樹(東京大学)
懇親会(18:00-20:00)
11月16日(日)
ワークショップ(10:00-12:15)
<A会場>
I.「ラムジー生誕100年を記念して」
オーガナイザ:伊藤邦武(京都大学)
提題者:出口康夫(京都大学)、三浦俊彦(和洋女子大学)、橋本康二(筑波大学)
<B会場>
II.「心の哲学とスワンプマン論争」
オーガナイザ:羽地亮(神戸大学)
提題者:前田高弘(大阪大学)、水本正晴(日本学術振興会)
コメンテーター:柴田正良(金沢大学)、信原幸弘(東京大学)
理事会・編集委員会・大会実行委員会(12:15-13:30)
研究発表
<A会場 > (13:30-14:30) 司会者:岡本賢吾(東京都立大学)
1.西田幾多郎の科学哲学について 北条剛
2.技術の哲学と政治の哲学:ユニバーサルデザインの射程 木原英逸(国士舘大学)
<B会場> (13:30-14:30) 司会者:佐藤徹郎(新潟大学)
1.論理的構文論の規則に違反するということ -『論理哲学論考』から- 渡辺大地(都立大学)
2.ウィトゲンシュタインは主知主義的独我論者として死んだか 奥雅博(大阪大学)
<C会場> (13:30-14:30) 司会者:一ノ瀬正樹(東京大学)
1.因果的先回り問題と出来事の壊れやすさ 谷川卓(千葉大学)
2.マクタガートの洞察と失敗 青山拓央(千葉大学)
ワークショップ(14:45-17:00)
<A会場>
III.「科学と宗教」
オーガナイザ(司会兼応答者):田中裕(上智大学)
提題者:稲垣久和(東京基督教大学)、武田龍精(龍谷大学)
<B会場>
Ⅳ.「技術の哲学」
オーガナイザ:金森修(東京大学)
提題者:塩谷賢、直江清隆(山形大学)、村田純一(東京大学)