日本科学哲学会第53回(2020年度)大会
研究発表要旨
10月10日 土曜日(第一日)
9:45-12:00
(A1) 壁谷 彰慶(東洋英和女学院大学) 9:45-10:15 「選択の自由」を選択的注意を通して検討する――Wuの議論を参考に
(A2) 渡辺 一樹(東京大学) 10:20-10:50 バーナード・ウィリアムズの功利主義批判
(A3) 稲荷森 輝一(北海道大学) 10:55-11:25 自由意志懐疑論は有意義なものでありうるか
(A4) 石戸 雄飛(東京大学) 11:30-12:00 自由エネルギー原理と徳認識論-拡張された能動的推論による信念形成プロセスの卓越性-
(B1) 砂子 岳彦(常葉大学) 9:45-10:15 科学的観察による場と現象学の関連性:時空を構成する光
(B2) 今井 慶悟(京都大学) 10:20-10:50 量子論的粒子の不可弁別性および個体性について―不可識別者同一原理との関係を中心に―
(B3) 鈴木 聡(駒澤大学) 10:55-11:25 Measurement-Theoretic Foundations of First-Order Nominalism in Newtonian Gravitational Theory
(B4) 森田 紘平(名古屋大学)・高三 和晃(カリフォルニア大学) 11:30-12:00 物性物理学におけるモデル間関係とその役割
14:15-17:05
(A5) 右田 晃一(大阪大学) 14:15-14:45 知覚における無意識の概念を再考する
(A6) 藤原 諒祐(東京大学) 14:50-15:20 チャーチランドのコネクショニスト認識論の批判と拡張
(A7) 片山 光弥(東京大学) 15:25-15:55 「経験主義、意味論、存在論」におけるカルナップの議論をクワインの批判から擁護する
(A8) 飯塚 舜(東京大学・日本学術振興会) 16:00-16:30 プロセス信頼性主義は集団の信念の正当化をどのように説明すべきか
(A9) 千葉 将希(東京大学) 16:35-17:05 生物学における目的論的虚構主義
(B5) 新井 啓子(東京都立大学) 14:15-14:45 Kleene再帰定理のモデル的考察
(B6) 角田 健太郎(東京都立大学) 14:50-15:20 Dual CalculusのCotermとは何者か
(B7) 竹内 泉(産業技術総合研究所) 15:25-15:55 〈だから〉の意味論
(B8) 小関 健太郎(慶應義塾大学) 16:00-16:30 マイノング主義におけるtruthmakerとしての事態
(B9) 吉井 達哉(京都大学) 16:35-17:05 「グルーのパラドクス」とはどのようなパラドクスか
10月11日 日曜日(第二日)
13:15-15:30(B会場については13:15-14:55)
(A10) 河野 哲也(立教大学) 13:15-13:45 アフリカ的な認識論:認知と道徳の不可分離性について
(A11) 山下 智弘(慶應義塾大学) 13:50-14:20 分析的カント主義の認識論について
(A12) 黒木 薫(北海道大学) 14:25-14:55 ポパーの科学哲学と個別科学の接点
(A13) 池田 健人(大阪大学)15:00-15:30 ポパーの三世界論において成長する知識とはどのようなものか
(B10) 明日 誠一(青山学院大学)13:15-13:45 誰もが誰かをねたんでいる-小さくて大きい言語学と論理学の狭間-
(B11) 小田 拓弥 13:50-14:20 メタ言語的使用の多様性と会話的推意
(B12) 丸田 健(奈良大学)14:25-14:55 意味と理解――後期ヴィトゲンシュタイン解釈のために