学会誌『科学哲学』 概要 > 学会誌『科学哲学』 投稿規定


投稿規程

2023年9月3日改定

  1. テーマ
     科学哲学および関連諸領域に関するもの。但し、関連諸領域の専門的な内容を扱うものに関しては、専門分野以外の会員も原稿の主旨が理解できて、関心を抱きうるようなもの。
  2. 投稿資格
    (1) 当年度までの会費を納入済みの日本科学哲学会会員に限ります。
    (2) 同一著者が同時に2篇以上を投稿したり、投稿中の原稿の審査結果が出る前に別の投稿をすることは認めません。
     ただし、単著論文と(他の会員との)共著論文は投稿可能です。また、共著論文については、共著者(会員に限る)が異なる場合は複数の論文を投稿可能です。
    (3) 原稿はすべての部分が未公刊のものに限ります。他誌(外国語誌を含む)に投稿中のもの、掲載予定のものも投稿することはできません。また、本誌掲載後(投稿中も含む)は他誌への投稿を禁じます。
    ※ 非会員との共著原稿の場合は、共著者のなかの会員は上記の投稿資格を満たすようにしてください。
  3. 原稿の種類
    (1)「論文」
    (1-1)「自由応募論文」:会員が自らテーマを自由に設定した通常の論文。
    (1-2)「サーヴェイ論文」:特定分野での現在の研究状況・研究課題を紹介し、会員への情報提供に資することを狙いとする論文。但し、編集委員会の判断で、著者の了解を得た上で「自由応募論文」として投稿されたものの中から採用することもあります。
    (2)「研究ノート」:オリジナルな着想について、なお細部の詰めは残っているとしても討論に付して、会員からのコメントを求める論文。
    (3)「討論」:本誌に掲載された論文(書評等を含む)についてのディスカッション。
    (4)「提言」:研究、教育、学会活動に関する意見、提案。
  4. 使用言語
    「論文」「研究ノート」「討論」「提題」は日本語もしくは英語とします。
  5. 原稿の書式
    (1) ブラインド・レフェリー制を徹底するため、原稿の著者を特定しうる表現(例えば、「拙著」、「拙論」)は使用しないでください。
    (2) 著者氏名や所属については、投稿用調書にのみ記述し、原稿には一切記述しないでください。また表紙を添付する必要はありません。
    (3) 注は、本文末に一括してください。
    (4) 書誌情報は注に記さずに、注の後に文献表を設けてまとめて記してください。
    (5) 「論文」冒頭には、論文タイトル(日本語論文の場合には英語のタイトルも)および英語100語程度の「アブストラクト」を記してください。
    (6) 投稿時の1行の字数、1ページの行数は自由ですが、読みやすい形式としてください。但し、原稿作成にTeX形式を使用する場合は、必ず本学会ウェブサイトに掲載されているテンプレート(日本語・English)を用いて原稿を作成して下さい。
    (7) 文字サイズは、題名や注を含め、すべて10.5ポイントとします。さらに英語原稿の場合は、フォントはcenturyかtimes(それがない場合は、類似のフォント)としてください。
  6. 原稿の分量
    (1) 「論文」の長さは、原則として和文の場合2万字以内(ただしアルファベット等の半角文字は0.5字と換算してよい)、英文の場合は8000語以内とします。いずれの場合も、必ず字数ないし語数を論文の末尾に付記してください。この字数には、題名、アブストラクト、数式、表、注、文献表など一切を含めて下さい。初回投稿時に制限字数を超えたものは審査対象としません。
     なお、字数・語数のカウントが難しい場合は、1行34字×35行(本学会ウェブサイトに掲載されているテンプレートはこの形式になっています)の書式で20ページ以内に収められた原稿を提出することでも字数制限を満たしたものとみなします。この場合、原稿が指定の書式に従っていることを必ず末尾に付記して下さい。
    (2) 「研究ノート」「提言」は和文5000字、英文2000語以内、あるいは指定の書式で5ページ以内、「討論」は和文3000字、英文1200語以内、あるいは指定の書式で3ページ以内とします。その他の点については「論文」と同様です。
  7. 提出様式
    (1)投稿の際には、次の(a)、(b)を事務局に提出してください。両方が揃ったときに、正式な投稿として受け付けます。
    (a) Wordテンプレート(日本語・English)ないしTeXテンプレート(日本語・English)で作成した原稿をPDF形式に変換し、PDFファイルのみをメールで送付(マイクロソフトワード形式の場合はワードファイルの送付でも可)。
    (b) 本学会ウェブサイトに掲載されている「投稿用調書」に所定事項を記入してメールで送付、あるいは1部を郵送。
    (2)いただいた投稿原稿に文字化けやフォーマットのくずれの恐れがある場合には、論文本体をプリントアウトしたものを送付願うことがあります。該当する場合は事務局より連絡いたします。
  8. 投稿受付
     随時、投稿を受け付けます。
  9. 投稿先
    メールの場合:日本科学哲学会事務局

      philsci(at) pssj.info
      (お手数おかけしますが、送信の際は(at) を@にご変更ください)

    宛。件名を「『科学哲学』投稿」としてください。
    郵送の場合:当年度の「日本科学哲学会事務局」宛。表に「『科学哲学』投稿」と朱書してください。
  10. 審査
     掲載の可否は、学会誌編集委員会がブラインド・レフェリー制により判定します。原稿によって審査の進行状況が異なりますので、審査結果の通知は随時行います。ブラインド・レフェリーによる審査は、投稿された「論文」、「研究ノート」、「討論」、「提言」について行います。編集委員会の審議を経て本学会より執筆を依頼した原稿(招待論文、書評、その他)については、原則としてブラインド・レフェリーによる審査は行いませんが、編集委員会より修正等の提案のコメントをつけることがあります。ただし、以下の場合には、依頼原稿でも、投稿された「論文」と同様のブラインド・レフェリー制による審査が行われます。
    (1)依頼した書評が、「論文」として扱うのが適切な内容となった場合。
    (2)依頼した招待論文の著者が、「論文」としての審査を希望した場合。
  11. 掲載決定原稿
     掲載が決定した原稿については、次の(a)、(b) を事務局に提出してください。
    (a) 原稿のワープロ用ファイルと確認用PDFファイルをメールで送付。
    (b) 本学会HPに掲載されている「著作権に関する承諾書」に所定事項を記入・捺印して1部を郵送するか、またはPDFファイルにしてメールで送付。
  12. 校正
     編集委員会による審査を経ていますので、校正時に大幅な修正は認められません。字句の訂正など、軽微なものにとどめてください。校正は2校までとします。
  13. 原稿料と抜刷
     原稿料は差し上げません。抜刷は30部無料、31部以上は有料(10部につき1,000円)です。抜刷を31部以上希望する場合は、校正刷返却時に印刷会社へお申し込みください。
  14. 提出物の返却
     掲載の可否にかかわらず、応募原稿やメディアは返却しません。
  15. 著作権規程
     『科学哲学』に掲載された論文の著作権については「日本科学哲学会 著作権規程」(平成20年10月18日制定)にそって処理されますので、そちらも投稿の際にご参照ください。

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